ソネケン / 心を満たす、木の住まい。宮城県仙台市にて、住宅の新築・リフォーム・注文住宅建築を行っています。

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お客さまの声

希望をぎゅっと詰めこんだ、あたたかな日の光に満たされる平屋

自然豊かな根白石の中でも、小川のほとりにある穏やかな場所。近くの小高い丘には、神社と桜の木が見えます。そんな閑静なロケーションに、今回お話をうかがうご家族の新居がありました。

一生の財産になる、ときめく家を。

おうちの中に入った瞬間、ふわっと広がる木の香り。大きな窓から、あたたかな日の光がリビング全体を照らしています。

ここに住むのは、1歳のお子さんと、お腹にいる赤ちゃん、そしてご夫婦のSさま一家です。

実はご主人のお父さまは、ソネケンの営業部長。「父から『家を建てろ』と言われたわけではありません。むしろ両親からすれば、予想外の決断だったんじゃないですかね」と話すご主人。

ではなぜ、Sさまご夫婦は、新たな住まいを建てたのでしょうか。

「以前は妻の職場に近い賃貸アパートに住んでいましたが、子どもを授かったことをきっかけに、僕の実家に世話になることになりました。僕としては、そのまま実家に入るつもりだったんですが......」。

間取りを見るのが好きな奥さまが抱く、住まいの理想。お母さまの「賃貸はお金が消えていってしまうが、持ち家は財産になる」という助言。こうした声を踏まえ、お父さまに「今の家賃からどのくらいプラスすれば家が買えるか」の目安を教えてもらったといいます。

具体的な数字や実情を知ったご主人は、いよいよ家の購入を検討しはじめたんだそう。

「予算を抑えるために、中古や建売物件を見ていきました。でも、ありきたりな間取りばかりで全然ときめくものに出会えなかったんですよね」とご主人。2〜3年前に新築住宅を建てた弟さんに相談し、新築住宅の展示場も見学しました。

すると徐々に、予算内でも叶えられる新築住宅のかたちが見えてきたSさまご夫婦。最終的に、「新築の平屋」に的を絞りました。

「自分たちの生活を考えたときに、平屋で必要十分だという結論にいたったんです。実家では2階をうまく活用できていなかったですしね」。

コミュニティの魅力が、一歩を踏み出すきっかけ。

「その気になると、一気に話を進めてしまうタイプなんですよ」というSさまご夫婦。すぐさま土地探しをスタートさせました。

土地の希望条件は、実家に15分程度でアクセスできること、そして住宅密集地ではないこと。ご主人と奥さまがアウトドア派で自然好きであることも、土地の選び方に関係したようです。

「最終的に決めたこの土地は、実は最初にソネケンから紹介されていた場所。そのときはすぐ却下したんですよ(笑)。自然が豊かなのはいいんですが、実家から車で40分もかかる距離であることがネックでした」とご主人。

しかし、奥さまの知人の「わざわざ実家近くにするなら、建てる意味ないのでは?」という一言で、ガラリと考えが変わります。

「本当にその通りだなと思って前向きに検討しはじめました。そしたら、たまたま知人が近くに住んでいたんですよ。その方を介して、この地域の方々の人柄や暮らし方に触れ、徐々にこの場に惚れ込んでいったんです」。

キャンピングカーでアウトドアを楽しむ人、複数の薪ストーブと暮らす人、自ら石を組み上げてお風呂をつくっている人......人生を思いっきり謳歌する、個性豊かな周辺住民を知ったご主人。知らないことだらけの場所にポツンと住むのではなく、以前から築かれてきた魅力的なコミュニティに入っていけることが、この土地を購入する大きな決め手となったようです。

ウッドデッキが大きな「屋外リビング」に。

こうして根白石に建てられた新居には、実にSさまご夫婦の想いやアイデアが満載。

特にご主人が叶えたかったのは、ウッドデッキで屋外にシームレスにつながるリビング。ウッドデッキを大きなL字型に配し、折り戸型オープンウィンドウで室内とつなぐことでその希望を実現しています。

「テーブルをウッドデッキまで出して、朝ごはんを食べたりなんかもしています。コーヒーを淹れて、パンをいただいて......という何でもない日常を外で過ごすと、なんだか不思議で清々しい気持ちになれますよ」と奥さま。

庭を活用しながら広々とBBQも楽しめるこの空間。大きな軒があるため、雨の日も利用が可能です。さらに、暗い時間帯になってもそのまま楽しいひとときを継続することができるよう、軒裏に照明を設置。朝から夜まで、ずっとウッドデッキで過ごしたくなってしまいそうです。

薪ストーブは、楽しい手間と会話を生む。

まるで家族を見守るように、リビングで家全体をあたためてくれる薪ストーブ。家全体がすぐあたたまるため、よく窓を開けて温度を調整しているそうです。

「薪ストーブを設置したきっかけは、スノーボードのついでに寄っていた友人の会社の別荘でそのあたたかさに触れたこと。いいなあと思っていたんですが、妻が乗り気ではありませんでした」とご主人。

奥さまは、自分の生活の中に薪ストーブがある想像がつかなかったんだとか。

「『私が火をつけるの!?火事起きない!?』みたいな心配事ばかりが目に付いちゃったんですよね。だからギリギリまでいいよとは言えませんでした」。

しかし、気持ちの高ぶるご主人の熱意に押され、薪ストーブ導入を決断。今では、薪ストーブのある生活を気に入っているようです。

「あたたかいのはもちろんのこと、火をつける手間が意外と楽しいんです!やり方が違うと火がつかないこともあって、自然のものを相手にしている面白さがありますね」と楽しそうに話す奥さまに、ご主人も続けます。

「薪ストーブがあるだけで、お客さんが来たときに『すごいね、あったかいね』なんて会話が生まれるんですよ。これがただのエアコンだったら、こんな話にならないじゃないですか」。

暖房器具でありながら、インテリアになり、コミュニケーションのきっかけにもなる。薪ストーブには、いろんな役割があったんですね。

デザイン性も実用性も、一つひとつ納得のいくものに。

薪ストーブを挟むように両脇を彩るのは、アンティークショップで買い付けたステンドグラス。対で使えるものを探して取り付けてもらったそう。ダイニング側にもまた違った柄の作品が飾られ、木の色味を基調とした室内にアクセントを加えてくれています。

そこから視線を上へ向けると、リビング部分のみ天井の梁が出されたスタイルになっていることがわかります。

「いろんなものを吊して活用できるかなと。勾配があるのもいいですよね」とご主人。大きな窓だけではなく、天井の部分でも開放感を生む工夫がなされていました。

ここまでご主人の希望が多く反映されていましたが......実はかなり特徴的なのが、奥さま憧れのキッチン奥の大きなパントリー。備蓄食材だけでなく、書類などの日用品全般を一挙に収納しているようです。

パントリーへ入ると......入り口付近の棚下半分には、隠し扉が!

「これは主人のアイデア。玄関土間につながっていて、帰宅後そこからパントリーに荷物を入れることができます。アパートに住んでいた頃、毎回重い荷物を3階の部屋まで持っていくのがものすごく大変で......その経験から思いついたみたいです」と奥さま。

この案を提示したのは、図面がほとんどできあがっていた頃。「わがままなお願いだったので、本当にソネケンさんには頭が上がりません」。

設計と現場、関わる全員と相談してつくった住まい。

「要望を伝えて叶わなかったものは、ほとんどない」というSさまご夫婦。担当設計士とのやりとりをこう振り返ります。

「僕の場合、間取りの理想を伝えたくて、夜な夜なパズルをつくるみたいに配置を考えていたんです。それを設計士さんに見せたら、ものの数分でイメージ通りの図面を描いて見せてくれました」とご主人。細かい要望も柔軟に汲み取り、すぐさま見えるかたちに落とし込む。さすがプロだと感激したんだとか。

また、施工中は休みのたびに現場を見に来ていたそうです。

「空間ってなかなか想像しきれない部分が多いですよね。リビングやキッチンの壁なんかも最初は木の合板だったんですが、現場で実物を見たときにちょっとしっくりこなくて。『別の白い板に......』と相談したら、イヤな顔ひとつ見せずすぐ変えてくれたんですよ」とご主人。

対応力もさることながら、現場の施工担当者とSさまの距離の近さが印象的なエピソード。この家に住む人のことを一番に考えながら、丁寧にかたちにしてくれていたことがよくわかります。

2021年の春に入居してからの約7ヶ月を振り返り、「アパート住まいのときは、窓が結露しやすくて壁にすぐカビが生えちゃったんです。毎日結露取り作業をしていたのに......もうゲンナリでした。もちろん、この家に住んでからは結露もカビも一切ないです」と奥さま。木の香りに包まれながら、梅雨時期も快適に過ごせたそうです。

また、お父さま夫婦は毎週のようにこの家に遊びに来ているとか。

「最初、本人たちは遠いと言っていたけれど、ちょうどいいドライブコースですよ。今回の家づくりは、工務店側・親側どちらの目線も体験しながらアドバイスができたのでよかったです」とお父さまはほほえみます。

大満足の住まいとまち。これからここで、どんな物語が生まれていくのでしょうか。