お客さまの声

見えないところまで、とことん家族の健康を考え抜いた家

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今回訪れたのは、仙台市中心部から車で40分ほどの距離にある市内北部エリア。野鳥やシカ、リス、イノシシといった野生動物にも出会えるという、自然豊かな住宅地です。鳥の声に耳を澄ませながら道の奥へ進んでいくと......赤や黄色に色づく山々を背に、淡いイエローの外壁と三角屋根が可愛らしいおうちが見えてきました。ここが、今回お話をうかがうKさまご家族のご自宅です。

どこよりも徹底した健康住宅づくりに、家族を託す。

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イングリッシュガーデン風の門を通り、玄関へ。中へおじゃますると、テラコッタタイルが敷き詰められた温かな空間が迎え入れてくれました。ホワイトの漆喰とウッドのやわらかな風合いが、来訪者に安らぎを与えてくれます。

Kさまご一家は、岩手出身のご夫婦と、高校生の長女、小学生の次女の4人暮らし。ご主人のお仕事の都合もあり、神奈川県での生活や単身赴任期間を経て、2020年に家族揃って仙台市での新たな日々をスタートしました。

「家づくりを考え始めたのは、まだ神奈川にいた頃。そろそろ長女が中学生になるということで、土地や住宅会社を見て回っていました」と話すのはご主人です。

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お勤め先の関連企業であるハウスメーカーをはじめ、複数の住宅会社を見学していたKさまご夫婦。そんな中、奥さまのある体験がきっかけとなり、地域の工務店なども調べるようになったといいます。

「実は妊娠中、住宅の壁紙や接着剤などのにおいでつわりがひどくなったことがあって......そこで、健康に気を使った家づくりという観点で会社を探すようになりました」

ログハウスや『赤毛のアン』のグリーンゲーブルズの家、絵本作家・園芸家のターシャ・テューダーの家のようなカントリー調の家に憧れていたこともあり、木を基調とした家づくりを希望したKさま。そこからさらに踏み込んだ「健康住宅」であることも重視したそうです。

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「健康住宅に関していろいろと聞いて回っていましたが、ソネケンの社長は知識や経験がとても豊富でした。『この接着剤や防蟻剤はどうですか』『オールアース住宅(※)にしたいです』など、細かな質問や要望でも詳しい資料を出して教えてくれましたよ。他社に同じような話をしても、『そんなことは気にしなくていいですよ』の一言で突っぱねられることも多かったのに......ソネケンは、生半可な気持ちで『健康住宅』を謳っているわけではないんだなと実感しました」

人一倍、住宅が身体に与える影響を実感している奥さまだからこそ、「ここなら頼れる」という安心感はとても大きかったと話します。

※オールアース住宅:屋内配線からの電磁波をカットする対策を施した住宅のこと

部屋の配置から水の流れまで、家相を軸に設計。

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「ソネケンに決めた理由はまだあるんです」と話をしてくれたKさまご夫婦。そのキーワードは「家相」。奥さまはこう話します。

「家相は学生時代から気になっていて、それを反映した設計にしたいなと考えていました。ソネケンの社長はそこをよく理解してくれたので、とてもスムーズでありがたかったです。やっぱり他で断られることも多かったですしね」

というのも、家相をもとに単純に玄関やトイレの位置を決めるだけでなく、排水の流れる方向なども家相に従ったものにしたい、というのが奥さまのご要望でした。そうなると、設計に加えて施工の難易度もぐんと上がります。

「それでもソネケンは対応してくれたんですよ。社長も、設計士さんも、施工担当者さんも、一度も『できません』とは言わなかったんです。お付き合いが深まるごとに、ここに頼んでよかったなという気持ちが増していきました」

夏も冬も快適。ログハウスのような大空間に。

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こうして家相をベースに設計相談を進めていったKさま。内装デザインを決める上で、家相以外のアドバイスも非常に役に立ったといいます。

「壁も天井も床も、全部木材にすると目が疲れちゃうからほどほどにした方がいいですよ、と助言をもらいました。そこで、ログハウスのように木をたくさん使うように意識しつつも、室内の壁はすべて漆喰にしたんです。実際に住んでみたら、本当に言われた通りにしてよかったなあと。この絶妙なバランス感は、プロだからこそわかるものだと思います」とご主人。奥さまも漆喰の仕上がりをとても気に入っているようです。

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漆喰の風合いを存分に堪能できるリビングから、ダイニング、キッチンへと、開放的なつながりが感じられるKさまのおうち。ここにもご夫婦の理想が反映されているのだそう。

「空間の区切り方もログハウスや山小屋のように、なるべく仕切りをつくらず2階と吹き抜けでひとつにつながる大空間に仕上げてもらいました。最初に提案してもらった設計図の段階で、既に希望のほとんどが叶えられていましたよ」とご主人。

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リビングとダイニングには、それぞれウッドデッキに出られる大きな窓を設置。さらにキッチンにも大きめの窓を採用したことで、屋内にいながら外との一体性が感じられます。

「風がよく抜けてとっても気持ちいいですよ。空気の流れも考えてくれているからか、夏も涼しく過ごせています。反対に冬は、こんなに窓があってもエアコン1台だけであったかい。気密性が高いので、ひとつの空間が大きくても全体を快適な温度に保ってくれています」と奥さまは話します。

大工の情熱も腕も、やっぱり本物。

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毎日目にする部分で、Kさまがこだわったもの。そのひとつが床材です。木材の中でも特に硬くて強い「栗の無垢」を採用しました。比較的はっきりとした木目と無垢ならではの肌触りが、空間に心地よさを生み出しています。

「子どものお友だちが遊びに来ることも多いんですが、床にごろーんと寝転がって『気持ちよすぎて帰りたくなーい!』って言ってくれるんです(笑)」と奥さまも嬉しそう。

さらにキッチンの棚も、木の風合いを生かしたつくりをお願いしたご主人。システムキッチンではなく職人の造作にしたことで、体格の大きいご主人でも作業がしやすいKさま邸仕様のキッチンが完成しました。

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実はここだけでなく、建具やシューズラックもすべて、職人が一つひとつ仕立てたもの。「施工力がすごいんですよ」と話すご主人はこう続けます。

「たくさんの住宅会社の方とお話ししましたが、ソネケンは総合的にポイントが高かった。中でも大工さんの情熱はソネケンが一番。家づくりにかける想いと確かな施工力は、もっとアピールしてもいいんじゃないかと思うくらいです(笑)」。この言葉を聞いた奥さまも、続けてお話ししてくれました。

「何度も施工現場を見に行きましたが、本当にソネケンの職人さんたちはみんな、腕が良くて!実は父が建築会社を経営していたので、ソネケンに決めるときも相談していたんですが......間違いのない選択だったと思います。やはりソネケンは、大工出身の社長が統率しているので安心ですね」

旅行先より、家にいるのが一番気持ちいい。

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「家が完成してから、何回かお気に入りのコテージへ宿泊しに行っていますが、やっぱりこっちの方が落ち着きます」と、この住まいが気に入っているご様子のご主人。もともと旅行が大好きなご家族でしたが、少しずつ変化が生まれているようです。

「子どもたちも、ここで暮らし始めてからは家にいる方がいいって言っていますね。娘は2人ともアレルギー体質なので、ホテルの環境が合わないともう大変。でもこの家に住み始めてから、その症状は全く出なくなったんです!薬も出番がなくなりました。そうなると、家にいる時間が長くなりますよね」と奥さまは話します。

日々抱えていたストレスが解消され、あらためて健康住宅の力を実感したといいます。

※個人の感想です。効果を保証するものではありません。

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「以前主人が、電波塔の近くの事業所で仕事をしたら、パソコンが壊れた上にめまいがする、という経験をしたようなんです。そこでたまたま別のオールアース住宅に行ったら、ピタッとおさまったんですよ。そこから、建材に気を使う健康住宅施工だけでなく、オールアース施工もお願いすることにしました」

エアコンひとつ取り付けるにしても、高度な技術が必要なオールアース住宅。これにも快く対応してくれたことで、奥さまは「ソネケンの対応は満点。住み始めてからも不満はないです」と絶賛していました。

家族それぞれが、集中と安らぎの時間を過ごせる家へ。

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「月光浴ができるところが気に入っています」と、奥さまが話すのは、お子さんのお部屋として活用している2階の部屋の天窓。毎日ベッドで寝転がりながら空を眺められるとは、なんとも贅沢です。

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「同じ2階のウォークインクローゼットには、ミシン用のカウンターを設置してもらいました。ここで作業していることも多くって、先日は学芸会の衣装を縫っていましたよ」と奥さま。カウンターテーブルや本棚も設置された2階は、各々が作業や勉強をする空間として重宝されているようです。

一方この2階エリアに上がることは少ないというご主人は、この家ができてからお庭の小屋づくりにチャレンジしたそう。

「あんなに大変だとは思いませんでした(笑)。いやあ、やっぱり大工さんたちってすごいですよね」と笑うご主人。

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現在この小屋のあるお庭は、子どもたちが集まって飛び石でじゃんけんをして遊んだり、ガーデンテーブルでお茶会をしたり......と幅広い用途で使いこなされているそう。「今後は自転車置き場づくりや桜の木まわりの整備など、時間を見つけてゆっくり進めていきたい」と、ご主人が今後のプランをお話してくれました。

部活に、生徒会に、学校行事に......と年中忙しく過ごしているという娘さんたち。夫婦が紡ぐこの安らぎ空間でたくさんのパワーを蓄えているからこそ、精力的に毎日を送れているのかもしれません。