ソネケン / 心を満たす、木の住まい。宮城県仙台市にて、住宅の新築・リフォーム・注文住宅建築を行っています。

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お客さまの声

快適な日常と家族の時間を、人と空気の流れでかたちづくる

田んぼで羽を休める白鳥の姿を横目に、車を走らせていくと......たどりついたのは、住宅と自然が適度な距離を保ち、深呼吸をしたくなるような清々しさを持つ根白石地区。今回は、このエリアに新たな住居をかまえたSさまのご自宅を訪問しました。

静岡から仙台へ。新天地での家づくり。

黒いガルバリウムの外壁と屋根から顔を出す煙突、そして玄関前にどっしりとかまえたご主人の愛車。アウトドアな雰囲気とシックな装いが調和した佇まいが目を引きます。

このおうちに住むのは、Sさまご夫婦と小学校1年生と年少さんの娘さん2人、そして入居後に仲間入りしたハムスターのマシュマロちゃんです。

「夫婦2人とも福島出身なんですが、仕事の都合で7〜8年ほど静岡の社宅に住んでいたんです」と話すのは、自動車メーカーにお勤めのご主人。お子さんが小学校に入学するまでに自分の家を持ちたいと考え、静岡近郊の住宅展示場を見て回っていたそうです。

「ログハウスなど、主人が好きなアウトドア系のモデルハウスを見ていたんですが、なかなか気に入る間取りに出会えなくて。娘が2人いることを考えると、家全体が開放的になりすぎない方がいいと思うようになりました」と奥さま。工夫された間取りで、プライベート感が保てる家がいいと考えていたようです。

そんな折、ご主人の仙台への転勤の可能性が浮上。転勤確定に先立ち、長期連休を使って仙台のモデルハウスを見に行ったのが、ソネケンとの出会いだったといいます。

「中を見て、もう『この家でバッチリ!』って思いました。担当してくれた女性スタッフもとても話しやすい印象で。家事動線の悩みも共感してくれたし、地元の話でも盛り上がっちゃいました」と楽しそうに話す奥さま。

ご主人も当時のエピソードを振り返ります。「スタッフの方と話しているとき、子どもがクレヨンで床を汚しちゃって......これはマズイと頭を抱えたんですが、スタッフさんは寛大に受け止めてくださったんです。私たちだけでなく子どもたちのことも考えてくれる、信頼できる人だなと感じました」。

欠かせないのは「希望を大切にしてくれること」。

そんな出会いのあと、仙台への転勤が確定。ご主人はタイミングを見て現地を視察し、エリアを選定していったといいます。

「他の地域も見ましたが、庭でBBQがしたい、憧れの薪ストーブも設置したいという希望を叶えられそうなのが、根白石でした」とご主人。住宅があまり密集していないことが大きなポイントだったようです。

しかし、当時はまだ静岡で生活中。エリアは決められても購入地を確定させるのは難しく、一旦近くの賃貸で生活をしながらじっくり吟味して決めていくことにしたのだそう。

「ソネケンの担当スタッフさんに状況を伝えると、このエリアの賃貸物件情報などを教えてくれたので、まずはそこに引っ越しました。遠方だったので助かりましたよ」と奥さま。

幸いにも、入居後たった1〜2週間で気に入る土地にめぐりあえたSさまご夫婦。すぐに契約を交わしてソネケンに連絡を入れましたが、同時期に別の工務店ともコンタクトを取っていたといいます。

「土地購入元の不動産会社から、別の工務店さんを紹介されたんです。実際に会って間取りも提案してもらったんですが......希望に添う内容ではありませんでした。やっぱり私たちの要望を大事にしてかたちにしようと尽力してくれるところにお願いしなくちゃ!と考えたとき、ソネケンさんがピッタリだなと思いましたね」と奥さま。

満を持して、ソネケンとの家づくりがスタートしました。

それぞれの生活を見据えた、2つの動線。

お子さんたちが巣立って夫婦だけが家に残るという未来を見据え、平屋がベストだと考えていたSさまご夫婦。

「最初にソネケンさんが提示してくれた間取りは、『わあ!これこれ!』と口にするほど、まさに希望通りのものでした」と奥さま。設計士との1回のヒアリングで、間取りのベースが決まったそうです。

特に良いと感じたポイントは、玄関からリビングにいたる動線が2つあること。玄関土間からすぐリビングにアプローチできる動線とは別に、靴を脱いでシュークロークにしまい、コートをクローゼットにかけ、バッグを置いて、手を洗って......と一通りのことを済ませてからリビングに入る「家族用動線」が設けられていました。

この提案のベースとなったのは「まずは手を洗ってから入室してほしい」という奥さまの声。そして、お仕事の繁忙期には出張が増え、どうしても帰りが遅くなってしまうというご主人の生活スタイル。すでに寝ているお子さんたちを起こさずシャワーが浴びられるように、という配慮が隠されていました。

「水回りのスムーズな動線に加えて、玄関と寝室をなるべく遠くに配置してもらえたことで、とても静かな夜が過ごせています。鍵やドアを開けたときの音も聞こえにくいので、帰宅に気づかず『あら、帰ってきてたの!』なんてこともありますね」と奥さま。

さらに、脱衣所内の洗濯機、物干し竿、クローゼットは近距離にレイアウト。洗濯後にすぐその場で干し、乾いた服はすぐクローゼットにしまえるという、ムダひとつない動線がつくられました。これにも、奥さまは大満足の様子です。

心地良い空気が、家全体にやわらかに行き渡る。

おうちの中で大きな存在感を放つのは、玄関土間に設置された薪ストーブ。これはご主人たっての希望アイテムだそう。

「薪ストーブを持っている知人から話を聞いていまして。そのときから、『家を建てるなら薪ストーブがあるおうちに』というイメージを膨らませていたんです」。

Sさまのご自宅を訪問したのは、まだ雪の降っていない冬のはじめ。それでも、家の中は薄手の洋服だけでも過ごせそうなほど、ふんわりあたたかです。

「薪ストーブから一番遠い位置にある寝室も、かなりあたたかいですよ」と奥さま。客間とリビングを仕切る壁の上部がブランクになっていることで、あたたかさが家全体に行き渡っているようです。

「夏は、扇風機や主人お気に入りのシーリングファンも活用しながら、エアコンは1台稼働させるだけで済みました。温度は家のどこでも一定ですね」と続けます。

熱と風の通り道を生み出す、壁上部の空間。さらに、ここに設置された窓からは日の光が室内へとやわらかに広がるため、家全体がとても明るく感じられます。

夫婦の想いと家族の歴史が刻まれる家。

水回りは、奥さまの身長に合わせてキッチンカウンターを低めに設定する、洗面台スペースを広くとるなど、毎日過ごす場所だからこその綿密な設計が施されています。

「トイレの個室内から手洗い場をなくして、ドアの前に洗面台をレイアウトしたんですよ」と奥さま。最も合理的な動線をかたちにした、こだわりのポイントなのだとか。

一方リビングには、薪ストーブ横の縦型ブラインドにはブラックの2本線を、テレビ台やダイニングテーブルにも黒を取り入れて......とご主人の好きなテイストが散りばめられています。また、リビングやダイニングの無垢床も、ご主人のこだわりポイントのひとつ。

「経年変化を楽しめるのがいいなと。たとえ子どもたちが傷つけてしまったとしても『そういえばあのとき、こんなことがあったなあ』と思い出が刻まれていく。20、30年後にそれを思い出すのもステキだなと思ったんですよ」とご主人。

家族の成長の軌跡と思い出がどんどん詰まっていく、まるで日記のような家。これからどのように変化していくのか楽しみです。

聞き入れてくれる関係が、家づくりを支えた。

そろって「楽しかった!」とほほえむ、Sさまご夫婦とソネケンの担当スタッフ。完成にいたるまでの日々がとても充実していたことがうかがえます。

「営業スタッフさんも設計士さんも、こちらが言ったことを絶対に否定しないんです!これはさすが無理かな......と思いながら伝えた要望も、まずはうなずきながら聞いてくれる。そして、それをどうにか叶えられないかと動いてくれたんですよね。だから素直に意見が言えたし、任せようと思えました」と奥さま。

実際に顔を突き合わせながらの打ち合わせのほか、LINEでもやりとりをされていたそう。

「打ち合わせのあと、夫婦で覚えている内容が違ったりするんですよ。でもすぐ気軽にLINEで確認ができたので、とても助かりました」。

おうちが完成した後も、LINEでのやりとりは継続中。「庭に敷く大量の瓦チップ、どうやって手に入れたらいい?」といった会話もしているんだとか。家そのものだけでなく、「暮らしの相談相手」として良好な関係が築けていることがわかります。

価値観を変え、家族のコミュニケーションを生み出す。

「昨春は家からキレイな桜が見えたので、ウッドデッキのハンモックに座って子どもたちと眺めていました。夏には、友達を呼んで念願のBBQもしましたね」とご主人。遊びに来てくれた人からは「木のいい香りがする」と褒めてもらえるそう。

入居してから約1年。四季それぞれの楽しみ方を見つけながら、暮らし方に少しずつ変化が生まれてきたといいます。

「もちろんコロナ禍だからというのもありますが、圧倒的に家にいる時間が増えましたね。アパート住まいのときは、寝る寸前まで外出しているような生活だったのに......(笑)」とご主人。ご夫婦も、お子さんも、自然とおうちの中での時間を大切に考えるようになったようです。

この取材の数日前には、みんなで庭いじりをしていたというSさま。しかし、奥さまはもともと植物に興味がなかったそうで......

「主人はこういうのが好きですけど私は正反対のタイプ。だから、庭はコンクリートで埋めたいって話をしていたんですよ。でもいざ家を建てて庭の草むしりをしてみたら、結構楽しくて!子どもたちも『ダンゴ虫がいっぱいいる!』なんてはしゃぎながら参加してくれていました。アパートだったら、こういうコミュニケーションは絶対起きませんでしたよ」。その満面の笑みからは、何にも代えがたい幸せなひとときだったことが伝わってきます。

みんなで庭に出て、服のよごれも周りの目も気にせず庭いじりを楽しむ休日。笑い声のたえない家族の日常がここにありました。